ごあいさつ
アニマルヘルス事業の市場環境は、近年の世界的な食糧問題や貿易自由化を背景とした畜水産業界の変化や、コンパニオンアニマルの製品需要の変化など、急速なスピードで変動しています。
そういった環境変化の中、「あすかアニマルヘルス株式会社」は「動物の健康と食の安全を守ることにより、人と動物が共生できる社会づくりに貢献する」ことを経営理念とし、2020年に創立100周年を迎えたあすか製薬(旧帝国臓器製薬)のアニマルヘルス事業を分社化して設立致しました。そして、動物用医薬品事業と動物用飼料添加物事業の二本柱で事業を展開し、我が国の食糧自給の基礎となる畜産及び水産物の生産性の維持向上、さらには犬及び猫等のコンパニオンアニマルの健康維持に有用な動物用医薬品等の研究・開発、製造、輸入、販売を通じて、生産農家様や獣医療関係者様に貢献しています。
特に畜水産分野では、当社の強みである“繁殖・免疫と栄養”をテーマとして取り組み、主力製品の繁殖用ホルモン剤や、アミノ酸などの活用により、畜水産物の生産性向上の一助となるべく取り組んでおります。
消費者の最大のニーズは食の安全であり、消費者の皆様が安心して食することができるよう弛まぬ努力を続けることで、人と動物が共生できる社会づくりに貢献するという、会社の経営理念を追求し続けます。
皆様方には、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
代 表 取 締 役 社 長 山口 文豊